「酒の神様」・・・・。
「本日の忘年会で会いました。」とかそういうことではありませんよ~。

いやいや、本日は有田ポーセリンパーク内にある『旬鮮酒房 蔵』に行ってきました。
                                      (雛メニューの件で)

玄関に行くと、ほら!酒蔵の前にある・・・「あっ、そうそうココは宗政酒造さん」。
これ↓↓コレ↓↓・・・・、「?」・・・名前が出てこない、何でコレがさがっているのか?s25-蔵 001.jpg

よく考えると名前は聞いたことがあるようなぁ~~ないようなぁ~~、でも、その意味を実は知らない。
「お酒の神様」を祀ってある?ん~~~、酒蔵の迎春のしつらえ?

コレは宿題だ!
帰宅後、ネットで検索。「ん?なんて検索するんだ?」
「造り酒屋の飾り」?「杉 ヒノキ(と思う)玉」?「玄関 玉」?「酒の神様」?
思い浮かぶ上記キーワードで検索するものの出て来ない(涙)。

モヤモヤ・・・・、

パソコンの前でブツブツ独り言を言いながら、
「あの丸い蜂の巣みたいなモノは名称はなんなんだ!!(吠)。」

「軒先 丸い蜂の巣」・・・・、ヒット(カキィーン!)。

検索成功!(笑)この玉、「杉玉(すぎだま)」もしくは「酒林(さかばやし)」と呼ばれ、
杉の葉を丸く束ね直径40cmほどの球形にまとめたものです。その年のお酒の神様に
「今年も良い酒が造れますように」と願い、酒蔵の軒先などに吊るしてあるそう。

「杉玉」が酒蔵の目印として使われるようになったのは江戸時代前期の頃から。
仕込みのときに吊るし、茶色に変色したら発酵が終わった=新酒の蔵出し
の時期が来たという目印ということらしい。

昔の人の知恵でしょうが、風情があってまさに「風土」が感じられます。

わぁ~、きっと皆さんご存知の方が多いかとは思いますが、
なかなか、いまさら聞けない私でした。
・・・ということで、この杉玉ちゃんがどう変化していくか?楽しみが増えました。

新酒の時期に同じアングルからまた、撮っろぅ!

ちなみに「杉玉」が見れる 有田ポーセリンパークさん、年末年始も休まず営業です。